文化審議会に出席
2011年02月28日 17:08
2月28日三田共用会議所にて、第53回文化審議会総会に委員として出席。第11期初の総会ということで、まず会長の選出その他の事務的事項の決定がなされ。そのあと20人の委員が一言ずつ発言しました。
中村は、文化芸術振興の重点施策である、「人材の育成」「若手をはじめ芸術家の育成」を、更に一歩ふみ込んで、もっと幼少から各分野における特殊能力や才能をサポートするシステムを確立すべきだ、といった発言をしました。
近藤誠一氏が文化庁長官に就任されて以来、国の文化行政へのアッピールがかなり注目を集めるようになってきているように思えます。

2月25日(金)、2月とは思えないとても暖かい1日となり、東京では春一番が吹いたそうです。この日は、山口県の防府市地域交流センター「アスピラート」で、19:00からリサイタルを行いました。チケットは完売、開場前から長蛇の列ができており、当日まで問い合わせが続いたそうです。
3月25日にまた、山口県でコンサートをします。宇部市渡辺翁記念会館で、18:30からトーク&コンサートです。(お問合せ先:宇部好楽協会0836-34-4794) アスピラートにお越しになれなかったお客様、是非問い合わせてみてください。(K)

主催の国際ソロプチミスト防府の皆さんと舞台で記念撮影です。
終演後、中島美代子さんからのご招待で、宇部の料亭「よしくに」へ。ここは中島さんのご実家です。高村治子さん、堀田典秀さんもご一緒に、とても美味しいふぐをいただきました。

2月12日(土)は、大阪のザ・シンフォニーホールにてリサイタルです。
前日に東京で珍しく大雪が降り、新幹線も徐行運転になったりと大変な1日でしたが、前夜遅くに大阪入りすることができました。公演に穴をあける訳にはいかないため、いつも余裕を持っての移動となりますが、今回もなんとか無事到着してホッと一安心です。(K)
この日のプログラムはオール・ベートーヴェン、「月光」「悲愴」「熱情」の3大ソナタです。大阪のお客様はとても元気で、それは「ブラボー」の声の大きさでも感じとれました。中村はラフマニノフやショパンやブラームスなど、5曲のアンコールで応えました。
終演後には、関西の知人の方々がおいでになり、楽屋前には長蛇の列です。なかなかゆっくりお話しすることはできませんが、皆さん色々な感想を伝えてくれて、楽しいひとときです。
今回はカメラを忘れて写真が撮れなかったため、久しぶりにウリちゃんの写真です。


2月4日(金)、今日はテレビ朝日に来ています。
皆さんよくご存知の、『題名のない音楽会』の収録です。(K)

まだ放送されていないので詳しいことはお伝えできませんが、日本における西洋音楽の歩みや今後について、中村が経験した数々のエピソードを交えながらお話ししました。現在高校1年生のフルーティスト新村理々愛さん、中学3年生のピアニスト小林愛実さんも出演しています。
放送は7月10日(日)9:00より(地上波)、もしくは7月16日・17日(BS)です。もちろん中村の演奏もあります。どうぞ、お楽しみに!

1月30日(日)、ミューザ川崎シンフォニーホールにて、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」を演奏しました。9日のサントリーホール、10日の所沢ミューズに続き、秋山和慶さん、東京交響楽団との協演です。
今日も満員御礼! 3曲のアンコールを披露する中村にお客様も沸き上がり、「今日のお客さんはラッキーだな〜!」と、舞台袖も盛り上がります。3回にわたるニューイヤーコンサートは、大成功でした。(K)

終演後、楽屋にお見えになった保利耕輔さん・鵜飼哲夫さんと。

1月16日(日)、香川県三豊市にあるマリンウェーブにて、開館10周年記念リサイタルを行いました。
中村が三豊を訪れるのは今日が初めてです。三豊へ向かう車中から、地元の人が「讃岐富士」と呼ぶ飯野山を眺めながらの移動でした。飯野山は、昭和天皇や西行法師の歌にも詠まれた山だそうです。三豊市は人口約1万4千人ほどの小さい町ですが、ホールにはたくさんのお客様が来てくださいました。(K)

終演後はサイン会です。「三豊に来てくれるのを長年待っていました!」と話す方がとても多く、皆さまの熱い想いは、コンサート中だけでなくサイン会でもひしひしと伝わってきました。


1月15日(土)は、約14年ぶりに訪れた姫路市文化センターでのトーク&コンサートでした。こちらの会館はオープンしてから約40年経っており、ここで中村が最初にコンサートを行ったのが1976年、今回で14回目を数えます。(K)

終演後は、岸本さんご夫妻のご招待により、姫路の「紅鶴」というお店でとても美味しい中華をいただきました。「紅鶴」のオーナーご夫妻も一緒に記念撮影。ご夫妻は中村の来店に感激のご様子でした。

美味しいお食事の後は、明日の公演に備え、香川県へ移動です。まだまだ1日は終わりません。

2011年の幕開けです。今年も、恒例の東京交響楽団とのニューイヤーコンサートで始まりました。今年で31年連続、32回目を迎えます。
1月9日のサントリーホールではチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」を、10日の所沢市民文化センター ミューズではショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を演奏しました。毎年楽しみにされているファンも多く、両日とも大盛況! 「大入袋」が出ました。(K)

サントリーホールの舞台袖で記念撮影。指揮の秋山和慶さん、コンサートマスターの大谷康子さん、東響の金山茂人さんたちとご一緒に。

9日の終演後、トゥーランドットにて打ち上げです。




所沢の楽屋には、前田又兵衛さんご夫妻、村上光一さんご夫妻、渡辺静子さんがおいでになりました。

2010年最後の演奏会は、12月26日(日)に行われた、宮崎県のメディキット県民文化センターでのリサイタルです。7月24日に行う予定だったデビュー50周年記念リサイタルでしたが、口蹄疫発生により、延期になっていました。延期になっていたにもかかわらず、キャンセルも無しという異例の結果に、ホールの方々も驚きと安心感でいっぱいだったようです。(K)

「おとなしい県民性で、拍手もおとなしめです」とホールの方から聞いていましたが、大きな歓声とスタンディングオーベーションで大盛り上がり! 2階席のお客様が身を乗り出して拍手されていたのがとても印象的で、いつまでも鳴り止まない拍手から、中村の公演を待ちわびて下さっていたお客様の気持ちがひしひしと伝わってきました。

青木館長ご夫妻と。館長夫人が中村のために作って下さったストールをまとって記念撮影。

12月22日(水)18:30より、山形文翔館議場ホールにてリサイタルです。あいにくの雨にもかかわらず、開場時間のだいぶ前から並んで下さっている方がたくさんいました。
文翔館(旧県庁舎及び県会議事堂)は、大正5年に建てられたイギリス・ルネサンス様式のレンガ造りの建物で、大正初期の洋風建築を代表する貴重な遺構として、昭和59年、国の重要文化財に指定されました。中村が演奏した議場ホールは、その名のとおり県会の議場として使用していた会場で、とてもレトロな雰囲気の歴史を感じさせる佇まいでした。(K)

1曲終わるごとに沸き上がる「ブラボー!」の声。ラストは満員のお客様がスタンディング・オーベーションでした。

終演後は、加藤愛子さんたちとのお食事を楽しみました。遠藤利明夫人、庄内町長夫人もいらっしゃいます。皆さん中村の大ファンです。
